おとなのための おはなしかい
2018年 04月 09日
もう今月の話になりましたが
「おとなのための おはなしかい」です。
こどもがおはなしを聴く
それはこどものためだけでなく
おとなだって おはなしを聴く
耳を澄まして
おはなしを聴くと
おとなだからこそ
言葉の中にある
ゆたかな感情や、音が聴こえてくるのかもしれません。
時には不快な感情さえも。
それぞれのなかに ときに立場を変えながら存在する見たくない感情。
隠しても やっぱりそれはあるのです。
「蜜柑」を聴くと ちょっとそんなことを思います。
わたしはこの春 続いている
名張の昔話「お風呂に入るお地蔵さん」
お地蔵さんが夜に歩きだして お茶屋さんにお風呂をもらいに来る
なんとも 怖いのか面白いのか なのですが
最後は本当に心温まるお話です。
昔々 「日本昔ばなし」でも放送されたことのある
お話だそうです。
ヴァイオリンの音とおはなしで
どんなふくらみがうまれるのか
今からとても楽しみです。
そして、今回は北海道から
長いお付き合いのある大切な友人
詩人で言語造形家の稲尾教彦さんが
友情出演してくださることになりました。
関西での朗読は本当に久しぶりかもしれません。
様々な思いを手繰り寄せながら
楽しんでいただけますように。
by yuju30
| 2018-04-09 06:38