雨と虹のうた 終わりました
2014年 06月 20日
日曜日 「雨と虹のうた」が終わりました。
6月6日~15日まで ちょうど梅雨入りして、よい時間でした。
絵や音楽や そのほかいろいろありますが
そういうものを自分の体で感じるって とても大切なことかなと今回また思いました。
見に来てくれた方が
なんだこれは...?と思うのか
これは好きだと思うのか 帰ってわたしも描こう 作ろうと思ってくださるのか
その答えは皆さんの中で 自分で感じることであってもらえたらうれしいのです。
小学生が これはへただ この字は丸をもらえない といってくれても やっぱり嬉しい。
それはきっと学校ではあってることだし 間違ってはないかもしれないのだけど
でも それでも だれでも描いていいのだと 作っていいのだと
それは全然 計ることも目にも見えないことなんだけど
生きるときにとても力を与えてくれるものではないかと思っています。
来てくださった皆様に ありがとうございました。
あえて口には出さないけれど ヤモリの好きな人は多かったのだと今回知りました。
ヤモリってかわいいですよね、と我が家のヤモリのはなしをしてくださる方がたくさんおられました。
ヤモリ 「守宮」 、「家守」
人間に身近な存在で、人家内外の害虫を捕食することから家を守るとされる。
人間に対しては臆病で攻撃性が低く、能動的な咬害や食害を与えることもないため、有益な動物である。
「雨と虹のうた」に寄せて
ようやく 雨が降って梅雨に入りました。
今日は「雨と虹のうた」にお越しいただきありがとうございます。
こどもの頃、雨は少し退屈でした。
それが、大人になる道の途中で、雨の冷たさや温かさ、耳にやさしい雨の音、匂い。
その豊かな世界を知りました。
今回、「雨と虹のうた」という題を立ててから、ずっとこども達のことが心に浮かんでいます。
毎日の中の、長靴で飛び込む水たまりや、雨の日の傘の重さ、
そういった体の記憶の積み重ねが、知識だけでは得ることのできない
豊かな心を育んでくれるのではないでしょうか。
雨は必ずいつかはやんで 晴れの日が訪れる。
わたしたちが生まれるずっと昔から 変わることのない風景です。
それが、希望を信じる力にもつながることを願っています。
こどもたちが 希望を忘れず歩んでゆきますように。
虹を見たよろこびをずっと忘れませんように。
by yuju30
| 2014-06-20 06:02